中古パソコンの豆知識 メモリー
パソコンを快適にするパーツです。
メモリー(Memory)とは
CPUで演算処理を行うデータやプログラムを一時的に記憶する装置です。
特に、RAMを利用したCPUの作業領域は主記憶装置(メインメモリー)とも呼ばれています。
メモリー容量が大きければ、大きいほどコンピュータの処理能力や体感速度が上がります。
でも、いくら大容量のメモリーを搭載しているパソコンでもCPUの性能が不足していては、パソコンの能力を引き出すことは出来ません。
反対に、メモリーの容量が不足していても、パソコンの能力を引き出すことは出来ないのです。
いわゆる、メモリーとCPUのバランスが大切です。
また、使用中にメモリ容量が足りなくなってしまうと、パソコンはメモリに記憶できない分を ハードディスクに書き込んで補填しょうとします。
しかしメモリに比べ動作の遅いハードディスクから直接データを読んだ場合、
読み出し速度も一定ではないため、その分パソコンの動作は重く不安定になってしまいます。
このメモリが足りなくなり、代わりにハードディスクがガリガリ動いてる状態を「スワップ」と言います。
スワップが発生してもパソコンをそのまま使い続ける事は出来ますが、やはり快適とは言えない状態となります。
それでは、最適なメモリーの容量とは....
OSがWindowsXPでは....
負荷の軽い作業とか家庭で使うエクセル作業などは、128MBあれば大丈夫ですが、
インターネットや電子メール、エクセル、ワード等のソフトを利用するときは、256MBはほしいです。
画像を見たり、動画の編集等の作業は512MBの容量は必要です。
Windows2000ならば、もうワンランク下げても可能ですが、後からメモリーの増設も大変ですから、大き目の容量の方がよいと思います。
さらに、最近のWindows7では、少なくても1GB以上の容量が必要となってきます。
メモリーの種類
現在ある一般的なメモリーは以下の通りです。| SDRAM | 中古パソコンの大部分はこのタイプです。 価格的に安いため、一番多く使われたタイプです。 この頃、Pentium4専用で「DRDRAM」というメモリーが発売されましたが、高性能だったのですが価格が高いため、ほとんど普及しませんでした。 |
| DDR(DDR-SDRAM) | 「ダブル・データ・レート」の略で、中古パソコンの大部分はこのタイプです。 これより古いメモリーSDRAMより、データの送受信量が2倍になっており、高速化が図れたメモリーです。 2005年頃まで使われてますが、現在は新品のメモリーは販売されてません。 |
| DDR2 | DDRの性能をさらに改良した高性能メモリーで、現在の主流メモリーです。 上記のメモリーとは互換性がないので、交換や増設時には注意が必要です。 処理能力も早くなり、消費電力が抑えれ、さらに低価格のため普及しています。 |
| DDR3 | DDR2の性能をさらに改良した高性能メモリーで、2007年から登場したメモリーです。 上記のメモリーとは互換性がないので、交換や増設時には注意が必要です。 処理能力も早くなり、消費電力が抑えられてます。 ただ高価格のため普及しにくかったのですが、2008年末以降のCPUがCorei7が登場して以降普及し、価格も低下し、現在は主流のメモリーとなっています。 |
メモリーはマザーボード(基盤)に対応したものでないと動きませんので、注意が必要です。
マザーボードに対応している中で、一番高性能な商品を選べば問題ないでしょう。
FSB
メモリーバスと呼ばれてるもので、マザーボードが対応しているものでないと動作しません。
FSBはデータの転送速度のことをいい、この数値が高ければ処理能力が高速になります。
ただ、表記としてはメモリー(PC1600とかPC2100とか表記されてる)の名前やFSB(ベース)の表記ではなく、DDR200とかDDR400といった表記が多くなってきています。
現在主流のメモリーのFSB表です。
| 名前(PC表記) | FSB(DDR表記) | FSB(ベース表記) |
| PC1600 | DDR200 | 100 |
| PC2100 | DDR266 | 133 |
| PC2700 | DDR333 | 166 |
| PC3200 | DDR400 | 200 |
| PC2-3200 | DDR2-400 | 200 |
| PC2-4300 | DDR2-533 | 266 |
| PC2-5300 | DDR2-667 | 333 |
| PC2-6400 | DDR2-800 | 400 |
| PC2-8500 | DDR2-1066 | 533 |
| PC3-6400 | DDR3-800 | --- |
| PC3-8500 | DDR3-1066 | --- |
| PC3-10600 | DDR3-1333 | --- |
| PC3-12800 | DDR3-1600 | --- |
デュアルチャンネル
デュアルチャンネルとは、メモリーを2枚1組で使用して、データーの処理能力を高速化する技術のことです。
2つのメモリーを組み合わせて、データを分散して処理を行いデータの速度を向上させるもので、新しいパソコンはこれが主流になりつつあります。
しかし新しい技術であるため、古いパソコンでは対応していません。
この技術に対応したマザーボードでなければ利用できず、デュアルチャンネルでメモリーを使う場合には同じ性能のメモリを2枚、
決められたスロット(差し込み口)に付けなければならない、などの決まりがあります。
最新型のメモリ 「DDR3」 は、デュアルチャンネルで使うことが前提となっています。
さらにメモリを3枚組み合わせて、もっとデータ転送の高速化を計る 「トリプルチャネル」 という技術にも対応しています。
JEDEC準拠品
アメリカの団体で、電子部品の標準規格を策定しています。
主要なパソコンメーカーも参加していて、この JEDEC に対応した品であると認められていることは、その製品が安心できるものであることを表しています。
性能ではなく、「品質保証」の意味だと思ってください。

